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12月11日-06号

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  1. 日向市議会 2020-12-11
    12月11日-06号


    取得元: 日向市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    令和 2年 12月 定例会(第6回) 議事日程(第6号)                   令和2年12月11日午前10時00分開議日程第1 市長提出議案第101号~第119号審議(質疑、各常任委員会付託)---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、市長提出議案第101号~第119号---------------------------------------出席議員(19名)     1番  黒木高広        2番  黒木万治     3番  (欠員)        4番  三樹喜久代     5番  富井寿一        6番  三輪邦彦     7番  徳永幸治        8番  海野誓生     9番  若杉盛二       10番  松葉進一    11番  柏田公和       12番  西村豪武    13番  黒木金喜       14番  近藤勝久    15番  黒木英和       16番  友石 司    17番  森腰英信       18番  日高和広    19番  畝原幸裕       20番  小林隆洋---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         十屋幸平     副市長        黒木秀樹 教育長        今村卓也     地域共生地域医療推進担当理事                                長倉芳照 総合政策部長東郷総合支所長      総務部長       田中藤男            塩月勝比呂 健康福祉部長     柏田武浩     商工観光部長     黒木升男 農林水産部長     児玉 貴     市民環境部長     甲斐伸次郎 建設部長       古谷政幸     教育部長       小林英明 消防長        松木嚴生     上下水道局長     日高章司 総務課長       福永鉄治---------------------------------------議会事務局出席者 局長         門脇功郎     局長補佐       小坂公人 局長補佐       東 久美     主査         後藤 仁 主査         宮田有紀     主任主事       黒木一義--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(黒木高広) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。--------------------------------------- △日程第1 市長提出議案第101号~第119号審議(質疑、委員会付託) ○議長(黒木高広) 日程第1、市長提出議案第101号から第119号までの19件を一括して議題とします。 ただいまから質疑に入りますが、質疑はお手元に配付の議案質疑通告一覧に従い、通告順に許可します。 質疑に当たっては、会議規則第55条に規定するとおり、簡潔に議題の範囲を超えることなく、また自己の意見を述べることのないように行ってください。 質疑は、まず条例及び事件決議について行い、次に、補正予算について行います。 それでは、まず市長提出議案第101号から第113号までの条例及び事件決議13件について、質疑を許します。 11番柏田公和議員。 ◆11番(柏田公和) それでは、簡潔に質疑を行います。 まず、議案第101号日向市行政不服審査法施行条例。 行政不服審査に関する附属機関を1市2町2村による共同設置に移行するための条例改正とありますが、1、共同設置という形はどのような形態で行うのか。 2、事務局体制はどうするのか。費用の算出根拠は人口割で行うのか。 3、日向東臼杵広域連合の枠組みと同じであるが、広域行政として広域連合の事務としての取組は考えられないのか。 次に、議案第103号日向市火災予防条例の一部を改正する条例。 1、第11条の2第1項各号に規定する急速充電設備に関する基準について、全出力の上限が50キロワットから200キロワットに拡大されたこと及び全出力の拡大に伴う急速充電設備の位置、構造及び管理に関し、新たな項目を規定するとの説明であるんですけれども、はた目で出力の違いが判断できるのか。また、200キロワットを超えるものの取扱いはどうなるのか。 2、第44条の設置の届出に関して、全出力が50キロワット以下については除外されているんですけれども、届出の必要がないと判断する根拠は何か。 最後に、第106号日向市新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例。 附則の第2項において、この条例は令和7年3月31日限りで効力を失うとあるんですけれども、その根拠になる考え方を伺います。 ◎総務部長田中藤男) 11番柏田議員の御質問にお答えいたします。 議案第101号日向市行政不服審査法施行条例についてであります。 まず、日向市行政不服審査会共同設置の形態についてであります。 同審査会は、行政不服審査法及び地方自治法に規定する普通地方公共団体附属機関として設置するものであります。附属機関につきましては、地方自治法に規定する規約を定めることにより共同設置ができることから、現在の日向市行政不服審査会を生かして、日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村が共同で運用するものであります。 次に、事務局体制及び費用の算出方法につきましては、審査会の事務局を日向市とし、委員報酬等費用負担につきましては、審査対象事案所管自治体による実費負担を予定しております。 次に、日向東臼杵広域連合の枠組みの活用についてであります。 広域連合は、地方公共団体が広域にわたり処理することが適当な事務について、市町村から権限等の委譲を受け、連合の事務として行う制度であります。 一方、行政不服審査法に規定する行政不服審査会は、同法第81条第1項の規定により、地方公共団体の長の附属機関として、その権限に属する事項を処理するために設置される機関と規定されていることから、権限の委譲を伴う広域連合の枠組みでは実施できないこととなっております。 このことにより、共同設置した行政不服審査会による執行の効果が、関係普通公共団体が自ら行ったことと同様に、それぞれの普通公共団体に帰属する制度である共同設置の枠組みにより運営を行うものであります。 ◎消防長(松木嚴生) 次に、議案第103号日向市火災予防条例の改正についてであります。 急速充電設備は、電気自動車の開発に伴い、平成24年に変電設備から独立する形で規制されるようになりました。今回の改正は、さらに電気自動車の普及が加速すると予測されることから、急速充電設備に関する規定を追加するものであります。 まず、出力の違いにつきましては、見やすい箇所に急速充電設備である旨の標識を設置することから判断できるものと認識しています。 さらに、200キロワットを超えるものにつきましては、現在、国内では製造されておりません。 次に、50キロワット以下の届出が除外されている根拠につきましては、変電設備との整合性を図ったものであります。 ◎商工観光部長黒木升男) 議案第106号日向市新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例についてであります。 同条例に基づく利子補給補助金につきましては、宮崎県中小企業融資制度新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付のうち、4号、5号及び危機関連に該当する事業資金の融資を受けた者に対し、据置期間を含む初回償還月から3年を限度に利子相当分を補助金として交付するものであります。 現行では、本年12月31日までに保証申込み受付がなされ、令和3年1月31日までに融資実行されたものが対象となっており、令和6年度中に補助金の交付が完了することから、令和7年3月31日をもって廃止することとしているところであります。 ◆11番(柏田公和) すみません、ちょっと何点か。 共同設置に関する部分で、総務部長のほうから答弁いただいたんですけれども、この費用の算出のところで、要するに自治体の実費みたいな感じで負担というふうに聞こえたんですけれども、ここら辺もうちょっと詳しく説明をお願いします。 それから、火災予防条例のほうなんですけれども、消防長のほうに届出をすることによって、消防本部が担わなければならないような業務が発生するのかどうか、消防の権限として対応できる部分がどういう範囲なのか、そこら辺もうちょっと詳しくお願いいたします。 ◎総務部長田中藤男) 共同設置した行政不服審査会を開く事態となった場合につきましては、想定される費用といたしましては、委員報酬とか費用弁償等が考えられますが、そちらにつきましては、その事案の発生した自治体が直接費用を負担するという形を想定しております。 ◎消防長(松木嚴生) 一応、50キロワット以上を届け出ることで、消防本部において、位置、構造等を含めまして検査をいたします。その後も、その条例に基づきまして規制をしていくことになると思います。 ○議長(黒木高広) 次に、12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) 議案第110号から第113号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 まず1番、日向市公の施設に係る指定管理者候補者選定委員会設置要綱第3条2項各号に規定する委員のうち、第3号のその他市長が適当と認める者については、どのような基準で任命をされたのか伺っておきます。 2番、これまで、日向市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の第6条の指定管理者候補者選定の特例により、非公募であった施設を公募として提案された理由は何なのか、特に、美々津の4施設は、施設間の連携を深めるとともに地区の活性化を図るためとして、一括して指定管理者の指定がなされていますが、これまでにどのような行政指導をしてこられたのか、今後の活性化を図るための提案事項等は何かあるのか伺います。 3番、公募の施設のうち、応募者が1団体しか応募がなく競争の原理が生まれない場合もありますが、結果的に応募団体選定候補になっているようであります。候補者の審査における評価項目別配点区分選定ラインの基準点はいかほどなのか。また、行政からの指定管理者に対する方針等の具体的な指示は、特記事項として契約書等に記載がなされるのかどうか伺っておきます。 ◎総務部長田中藤男) 12番西村議員の御質問にお答えいたします。 議案第110号から第113号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 まず、今回の指定管理者候補者選定委員会の委員の選定につきましては、日向市公の施設に係る指定管理者候補者選定委員会設置要綱に基づき、第3条第2項第1号の副市長、公の施設を所管する部長及び市長が適当と認める部長から4人、第2号の日向市行政改革推進委員会設置要綱に定める行政改革推進委員会の委員から4人の合計8人で組織しており、第3号のその他市長が適当と認める者については、委嘱または任命をしていないところであります。 次に、公募・非公募の決定につきましては、日向市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例において、原則として公募としていることや事業実績などを総合的に勘案して行っております。 次に、選定における基準点につきましては、令和2年度第1回指定管理者候補者選定委員会におきまして、基準点を100点満点中60点と決定したところであります。 次に、行政からの具体的な内容につきましては、指定管理者を募集する際に、募集要領仕様書等の中で示しているほか、候補者を決定した際に送付する審査結果通知書に選定委員附帯意見を記載するとともに、候補者と担当課において詳細な業務内容等の協議を行っているところであります。 ◎教育部長小林英明) 次に、美々津の施設の指定管理についてであります。 美々津の4施設につきましては、本年度まで別々の3団体に指定管理者として管理運営をお願いしておりますが、いずれの指定管理者に対しましても、これまで次のような指導を行ってきたところであります。 まず、伝統的建造物である施設を適正に保存、管理し、それぞれの設置目的どおりに活用していくこと、次に、施設利用者に対しては丁寧かつ誠実に対応すること、さらには、観光などでおいでいただく方々に対しましては、できるだけ地元の言葉で丁寧に会話し、美々津の人情や風土に触れていただくようにすることなどについてお願いしてきたところであります。 今回、施設の連携をより一層深めるとともに、美々津地区のよさを一体として発信していくことを目指して、美々津の施設の指定管理を一本化してきたところでございます。 具体的には、これまで以上に情報を共有し、施設間の連携を深めながら観光客への案内の充実や地元行事への積極的な参画など、地域の活性化にも努めるよう提案しているところであります。 ◆12番(西村豪武) ありがとうございます。 それぞれ答弁いただきましたけれども、これまで美々津、3団体が受け持っておったわけですが、今、部長の説明があったとおりなんですけれども、適正に管理運営と、あるいはまた美々津弁といいますか、過去から「そじゃんすの」とか「おいでなんせ」とかいろんな美々津の言葉があるんです。そういうのはふだんから使われておって、確認はしておるわけですが、ただ、これまでの連携といいますか、そこ辺を深めるということも今述べられましたが、今回、過去から非公募という形で3団体でやってきたと。もちろん設立当初は、町並み保存会ができた当初は、全てを町並み保存会のほうで受け持っておったのが、途中からそれぞれ分かれて管理をするというふうになっておりました。 その中で、諸般の事情というのは分かります。だから、その中で、行政が今まで応募しておられた方に対するハラスメントといいますか、そういうものは全くなかっただろうと思うんですけれども、そこ辺の関係がどうなのか、その点だけ伺っておきたいと思います。 ◎教育部長小林英明) まず、ハラスメントということでございますけれども、具体的にはなかなか把握はしておりませんけれども、いろんな課題があるというのは私どもも承知はしております。今後、そういった課題に関しましては、教育委員会が中心になりまして適切に対応しながら、課題解決に向けてよりよい指定管理が行っていけるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ◆12番(西村豪武) ありがとうございます。 陳情書も、以前出ておりますけれども、そういった過去からの土地、建物、こういったものに関することは、これはもう当然、教育委員会がスタート当初から、ちょっと表現が悪いですけれども、勇み足的なものもあるんではないのかと思いますので、今後、慎重に対応していただくようにお願いして終わります。 後はまた委員会のほうで、そこ辺対応していただければと思います。 ○議長(黒木高広) 次に、2番黒木万治議員
    ◆2番(黒木万治) 議案第101号及び第108号について質問いたします。 日向市行政不服審査法施行条例と日向・東臼杵郡行政不服審査会共同設置に関する規約についてであります。 一つ目に、日向市行政不服審査法施行条例では、行政不服審査法の施行に関し、手数料などの必要な事務手続について定めており、日向・東臼杵郡行政不服審査会共同設置に関する規約においては、当該審査会の組織、運営に関して規定されているようであります。ここはやはり行政不服審査法第1条に規定されている目的や、処分から審査請求に至る流れなどについて詳しい説明を求めたいと思います。 二つ目に、処分に対する審査会の裁決の重み、効力はどうなのか。 三つ目に、審査会は5人で構成とあるが、どんなメンバーで構成されるのか。 四つ目に、日向・東臼杵郡行政不服審査会共同設置した経緯と、県内でこのように広域で共同設置しているところがあるのか。 五つ目に、本市における行政不服審査の実績としては何例ぐらいあるのか。 六つ目に、不服申立ては、個人、法人、団体など、誰でもできるものなのか。 以上、答弁をお願いいたします。 ◎総務部長田中藤男) 2番黒木議員の御質問にお答えいたします。 議案第101号日向市行政不服審査法施行条例及び議案第108号日向・東臼杵郡行政不服審査会共同設置についてであります。 まず、行政不服審査法制定目的及び審査請求等の流れについてであります。 行政不服審査制度は、行政庁の違法、不当な処分等に対し、簡易、迅速かつ公正な手続の下で、広く行政庁に対する不服申立てができる制度として定められたものであり、裁判とは異なり、簡易、迅速な手続による住民等の権利救済が図られるほか、不服申立てに係る費用がかからないといった特徴があります。 また、審査請求の流れにつきましては、処分に対する審査請求がなされた後、審査請求期間を過ぎていないかなどの要件の確認を行い、要件に該当した場合には、処分に関与しない職員である審理員による審理手続を経て、審理員が作成した裁決案を行政不服審査会へ諮問し、行政不服審査会が審理の上、審査庁に答申し、答申を踏まえて審査庁が裁決を行うまでが手順となっております。 次に、行政不服審査会の答申の効力につきましては、審査庁が答申の内容に拘束される旨の規定はありませんが、審査庁による裁決内容が答申と異なる場合、異なることとなった理由を付記しなければならないこととなっております。 次に、現在の行政不服審査会の委員につきましては、大学教授、弁護士、行政書士人権擁護委員行政相談員の5名となっております。 次に、共同設置の経緯につきましては、これまで共同設置を行ってきた門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の2町2村より、審査会委員として弁護士等の専門職を確保するのが難しいといった理由から、既に専門職が委員となっている本市に対し共同設置の申入れがあり、日向・東臼杵市町村振興協議会における協議等を経て、共同設置に至ったところであります。 また、県内他自治体の設置状況につきましては、東臼杵郡の2町2村及び西都市と児湯郡が平成28年4月より共同設置を行っているところであります。 次に、行政不服審査会における審査実績につきましては、本市、2町2村ともに実績なしとなっております。 次に、不服申立ての対象者につきましては、法律、条例に基づく処分を受けた者、または、法律、条例に基づく申請等を行ったにもかかわらず、不作為の状態になっている者のうち、その処分等に不服がある者が審査請求適格者となっております。よって、行政庁による処分等が法人等になされた場合、法人等も審査請求適格者となります。 ◆2番(黒木万治) 詳しい答弁をいただきました。ありがとうございます。 この行政不服審査法、いわゆる国のほうの法律ですよね。親法ですけれども、この第1条には、国民の権利利益の救済を図るとともに行政の適正な運営を確保することを目的とするというふうにうたってあります。こういう立場で運用されるのであろうというふうに思いますが、この点確認をしておきます。 それから、この処分の効力、どうしてもこの裁判の判決、これと比較するというか、そこ辺のところと、どう重みがあるのかなというので、いま一度そこのところを説明してもらうとありがたいと思います。 実績はないということでありますけれども、あまり市民にこれが知られていないと、裁判などを起こすんじゃなくて、簡易にここで救済できるんだという点は、どうなんでしょうか。その辺の実績がないということと併せて、どうでしょうか。 不服申立ては誰でもということで理解しました。 以上、何点かお願いします。 ◎総務部長田中藤男) 今、議員おっしゃいましたように、市としても、行政不服審査法の目的を尊重する形の運営については、当然だというふうに考えているところでございます。 また、審査会の処分と裁判ということでございますけれども、やはり場合によっては審査会の処分について納得いただけない場合もあろうかと思います。そういった場合につきましては、場合によりましては裁判ということになってまいるというふうに考えております。 それと、実績がないということにつきましては、市民に知っていただけるようにということで、例えば、税の納税通知書等の裏面には、その教示の文書について記載をさせていただいているところでございます。 ◆2番(黒木万治) もう一点だけ。 この不服申立て、どういうものが想定されるのか。例えば、行政が処分したのに不服があるという場合ですよね。いろいろあろうと思いますけれども、主な点を、こういう場合に申立てができるというような形でちょっと答弁いただくと。お願いします。 ◎総務部長田中藤男) 多種多様あると思いますが、例えばで言いますと、先ほど言いましたような税の額の決定とか、それとか介護認定の決定とか、障がい区分等の障がい者手帳の区分とか、そういうことになってくるかと思います。 ○議長(黒木高広) 次に、17番森腰英信議員。 ◆17番(森腰英信) それでは、議案第109号日向市公の施設の指定管理者の指定について御質問させていただきます。 指定管理を継続して受ける団体に関しては、審査段階で委員より出された改善点等をしっかりと指摘し、オープンにすることにより活性化が図られると思いますが、そのようなやり取りがなされているのかどうかをお伺いいたします。 ◎総務部長田中藤男) 17番森腰議員の御質問にお答えいたします。 議案第109号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 指定管理者候補者選定委員会において、委員から出されました改善点等の意見につきましては、候補者への審査結果通知書に附帯意見として記載し、通知しているところであります。 ◆17番(森腰英信) ありがとうございます。 ほぼ随契みたいな形になっているんですが、そのような形で我々は審査をしないといけないということで、どのような附帯意見なのかということ、実際に100分の60で基準を満たすということですが、頂いた参考資料によりますと、実際に69点とか75点とか点数の低い方もいらっしゃるんです。そういう方の意見がどういうものであって、どういうふうな改善点をということをオープンにしていただけると、我々も審査しやすいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎総務部長田中藤男) その審査結果の通知書の中に付記するものにつきましては、やはり改善点とか指摘事項、場合によりましては、いい事例としてさらに伸ばしていただきたいとか、そういう要望事項等が入っております。ただし、やはり個別の内容で、ある企業様とかにつきましては、信用にも関わる問題も出てまいりますので、現状では、その候補者への通知書の中及び該当する関係課への情報共有としているところでございます。 ◆17番(森腰英信) どのような改善が必要かということをオープンにしていただくことによって、我々議員がそれをチェックして指摘するという流れが活性化につながると思うんですが、それができないということがよく分からないんですけれども、でき得る範囲でオープンにしていくということも不可能なんでしょうか。 ◎総務部長田中藤男) 現状におきましては、指定管理者候補者への通知書の中のみの附帯意見として表示しているという形で御理解いただきたいと思います。 ○議長(黒木高広) 次に、4番三樹喜久代議員。 ◆4番(三樹喜久代) 議案第105号日向市印鑑登録証明条例の一部を改正する条例。 条例改正に至った背景と、成年被後見人の意思能力をどのように判定するのかをお伺いします。 ◎市民環境部長甲斐伸次郎) 4番三樹議員の御質問にお答えいたします。 議案第105号日向市印鑑登録証明条例の一部を改正する条例についてであります。 まず、条例改正に至った背景でありますが、令和元年6月14日に、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が制定され、多くの法律で規定されていた成年被後見人等の権利制限に関する条項が見直されました。 これに併せて、国の印鑑登録証明事務処理要領も改正されたことから、本市の関係条例の改正を行うものであります。 次に、成年被後見人の意思能力の有無につきましては、法定代理人が同行しており、かつ当該成年被後見人本人による申請があるときは、当該成年被後見人は意思能力を有する者として、印鑑登録の申請を受け付けることとして差し支えないとの国の通知に従い、判断するものであります。 ◆4番(三樹喜久代) 状況判断だけで決定するということになるんですか。例えば、書面等、書類等の、アンケートじゃないですが、そういったものを使って能力の判定をするとかいう、そういったことはないんでしょうか。 ◎市民環境部長甲斐伸次郎) まず、判断の手続ですけれども、先ほど申し上げたとおり成年後見人の同行は必ず必要であるということになります。一応、対応として職員2人で対応することになりますけれども、成年被後見人が氏名、住所、生年月日及び印鑑登録の申請をしたいと口頭で伝えることができることが、まず原則であると考えておりますので、それと、申請書を成年被後見人が自署できることを原則としたいと考えております。 ○議長(黒木高広) 次に、20番小林隆洋議員。 ◆20番(小林隆洋) 私は、議案第109号から第113号日向市公の施設の指定管理者の指定、5本について一括して質疑を行います。 まず1点目、応募申請の時点で応募者から事業計画書とともに予算要求、これ指定管理料でありますけれども、提出されていると思いますが、指定管理者の指定を先に行い、指定管理料は3月議会での予算計上となることに若干違和感を覚えるわけであります。指定を受ける管理者の立場からも、予算も同時に計上されるべきであると考えますが、いかがでしょうか。 2点目につきましては、さきに御答弁を教育部長のほうからいただきました。それで理解できましたので、質問を取り下げます。 ◎総務部長田中藤男) 20番小林議員の御質問にお答えいたします。 議案第109号から第113号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 指定管理者の指定と予算につきまして、本市では、これまで指定管理者の指定は12月議会に、指定管理料については毎年指定管理者と協議を行いながら年度協定において設定していることから、3月議会に次年度当初予算として議案を上程しているところであります。 予算計上の上程時期につきましては、自治体によって様々な形態がありますので、他の自治体を参考に研究してまいりたいと考えております。 ◆20番(小林隆洋) ありがとうございます。 別々に提案するというのは、私が現職時代からこのスタイル、この仕組みであったというふうに認識をしているわけでございますけれども、議員という立場、そして指定管理者の指定された側の立場、これからしますと、先に指定を受けて、追っかけて3月まで指定管理料が分からないというデメリットがややもすると生じてくるという点では、ちょっと何か違和感を覚えるわけです。客観的になってみて分かったことなんですけれども、議員という立場で。いわゆる先付手形をもらっているような、そういう感じがいたします。 管理者側からすれば、事業計画書と併せて指定管理料についても、これは同時にいわゆる提案をしているわけでございますから、やはり同時に、例えば、債務負担行為という手もあるわけですよね。債務負担行為で一緒に予算を計上すると。恐らく先進自治体ではそのようになさっているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、ここのところいかがでしょう。 ◎総務部長田中藤男) 今、議員述べられたとおり、債務負担行為という予算の手法もございますので、そのあたりについても研究を進めたいと考えております。 ◆20番(小林隆洋) ぜひ、そのようなスタイルを次回からは取っていただきたい。 予算が少なければ、指定された指定管理者も、やはりこれくらいの予算では利益を生むような、いわゆる自主事業をまた事業計画書とは別に打って出ないといけないなと、そういういうふうなことも勘案しながら進めていくわけでございますから、でき得れば同時に提案して、債務負担行為で一緒に上げてもらうというような形を、ぜひお願いしたいと思います。 ○議長(黒木高広) 次に、市長提出議案第114号から第119号までの補正予算6件につきまして質疑を許します。 11番柏田公和議員。 ◆11番(柏田公和) それでは質疑をしてまいります。 まず、総合政策課の地域生活交通対策事業で、市民バス車両の修繕費の増額とあるんですけれども、詳細を教えてください。 次に、商工港湾課、[新型コロナ対策]中小企業等応援給付金給付事業。実績見込みに伴い減額補正とあるんですけれども、実績が伸びなかった背景を伺います。 次に、同じく商工港湾課、[新型コロナ対策]休業等要請協力金等交付事業。これも実績見込みに伴う減額補正とあるんですけれども、減額補正になった背景を教えてください。 次に、観光交流課、[新型コロナ対策]魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業。イベント実証事業の中身を教えてください。それと、アクティビティ等導入可能性調査の詳細を併せてお願いいたします。 最後に、観光交流課、[新型コロナ対策]日向サンパーク整備事業。大型遊具等設置とあるんですけれども、この遊具の詳細を教えてください。 ◎総合政策部長塩月勝比呂) 11番柏田議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の地域生活交通対策事業のバス修繕料についてであります。 本市では、市民バスとして、ぷらっとバス、南部ぷらっとバス、乗合バスとうごう、乗合バスなんぶ、乗合タクシーほそしまを運行しており、計5台の車両を所有しております。 車両によっては、経過年数12年目のものや走行距離が37万キロメートルを超えるものもあり、経年劣化などによる車両の不具合も生じているところであります。 当初予算では、車検を含む法定点検及びタイヤ、オイルの交換費用のほか、一定額の修繕料を計上しておりましたが、今年度においては、エンジン系統やブレーキ、足回りなどの故障による部品交換が想定外に発生し、今後の法定点検、タイヤ交換等に係る経費の不足が生じますことから、増額補正にて対応したいと考えております。 ◎商工観光部長黒木升男) 中小企業等応援給付金給付事業についてであります。 本事業の需要額を算定するに当たり、平成28年度経済センサスを基に、本市の全事業所数3,464のうち約7割の2,500事業所を対象と見込み、1件当たりの交付金上限20万円を掛け、予算額を5億円と試算したところでありますが、現時点では1,351事業所の実績となっております。 予算積算時の4月の時点では、コロナ禍による経済悪化がどの程度まで進むか不明であり、困難に陥った事業者の皆さんに対して予算不足による交付の遅れ等が生じないよう予算措置を行ったところであります。 次に、休業等要請協力金等交付事業についてであります。 本事業の予算算定におきましては、日向保健所から飲食業営業許可を受けている市内の店舗数815件を対象として積算を行ったところでありますが、交付実績では386店舗となっております。 この中には、時間短縮営業の対象とならない酒類を提供しない飲食店やお昼のみの営業の飲食店なども含まれておりましたが、予算不足が生じないよう対象者数を高めに設定し、予算措置を行ったところであります。 次に、魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業についてであります。 本事業は、全国的に落ち込む観光需要の回復に向け、地域の観光資源やイベントを集客力の高い滞在コンテンツに磨き上げる取組等を支援する観光庁の誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業の採択を受け、実施するものであります。 事業の内容といたしましては、日向岬一帯を周遊するウオーキングやサイクリング、また、海から日向岬等の眺望を楽しむクルージングなどを、ウィズコロナ期における新しい生活様式に対応した魅力あるコンテンツとして磨き上げ、さらに、細島みなとオアシスを会場に、業種別ガイドラインに基づき様々な地元の食を提供するなど、観光客が安心して安全に日向観光を楽しむことができるようなイベントを開催することとしております。 また、この実証結果は、国への報告はもとより、日向三大祭りや市内のイベント実行委員会の皆さんに、イベント開催マニュアルとしてフィードバックすることで、今後のイベント開催に役立てていただこうと考えているところです。 次に、アクティビティ等導入可能性調査についてであります。 アフターコロナ期におきましては、国内旅行やインバウンド需要の回復に合わせ、新しい生活様式に対応した屋外アクティビティなどの需要が増大すると予想されております。 本市におきましては、日向岬一帯の壮大な自然景観等を有しておりますことから、その地形等を有効に活用することにより、旅行者にとってすばらしい感動体験や大きな達成感が得られるような集客力の高い滞在コンテンツが造成可能なのではないかと考えているところです。 今回の調査では、国定公園としての規制やコスト面、またマーケットとしての旅行者ニーズなど、様々な角度からその実現可能性等について調査研究を実施したいと考えております。 最後に、日向サンパーク整備事業についてであります。 大型遊具につきましては、これまでも市民の方々から要望が上がっているところであり、加えて、コロナ禍により感染流行地域等への外出機会が抑制される中において、ますますそのニーズが高まっているところであります。 遊具等の整備につきましては、門川町など他の自治体の整備費や公募要領等を参考に、上限を1億円と定め、設計・施工一括発注公募型プロポーザルにより整備箇所も含め決定したいと考えております。 整備箇所につきましては、既存遊具があるブーゲンビリアの丘や平地であるテニスコート横の芝生広場周辺を想定しているところであります。 ◆11番(柏田公和) すみません、ちょっと2点ほど。 まずは、地域生活交通対策事業なんですけれども、部長の説明では、要するに使っている5台のバス関係が非常に古くなってきているし、走行距離も稼いでいる。だから、ある程度仕方がない部分があるというように、こっちのほうは聞こえてくるんですけれども、例えば、ドライバーの運転技術に関するものとか、常日頃のメンテ不足とか、そこら辺から起因するような部分での修理等が発生していないのかどうか、そこ辺を1点教えてください。 それと、あと一点、アクティビティ等導入可能性調査なんですけれども、これ調査の結果が公表される時期というのは一体いつぐらいになるのか、この2点だけお願いいたします。 ◎総合政策部長塩月勝比呂) 議員のほうから、運転者の技術、それからふだんのメンテナンスに起因する修繕が増えているんじゃないかという御指摘かと思われますが、毎年、このぷらっとバス等に関する修繕料につきましては、補正対応したり予算を流用して対応しているところですが、今年度につきましては、特に故障による修繕が増えている状況にあります。 多いバスによりますと、年間約8万6,000キロを走行しております。しかしながら、私たち行政として市民の皆様を安全・安心に運ばなければなりませんので、修繕対応につきましてはスピーディーに行っているところであります。ドライバーの運転技術、それからふだんの点検、そういったものにつきましては、委託業者様にしっかりと指導、お願いを日頃から行っている状況にあります。 ◎商工観光部長黒木升男) 今回のイベントの実施日を令和3年2月7日と、今現在では予定をしておりまして、その終了後に検証等を行いますので、年度内の検証になるかというふうに考えておるところでございます。 ○議長(黒木高広) 12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) それでは、議案第114号なんですが、高齢者あんしん課の高齢者福祉一般事務費、説明資料では8ページと。 償還金429万3,000円のうち、国への返還金が316万円となっております。そもそもこの地域介護福祉空間整備等施設整備交付金の流れをたどりますと、平成29年度に、平成28年度繰越明許費302万円が2事業所、平成29年9月補正で2,114万7,000円が9事業所へ、総額2,345万円の交付金が補助率10分の10で合計11事業所に交付されております。平成30年9月決算認定議会には104万円の不用額が報告もされておるわけであります。 それを踏まえて、1、平成29年度、国の交付金事業の補助対象施設の高齢者施設のスプリンクラー設置の転用が判明したための返還金316万円とされておりますが、転用とはどんなことなのか。なぜ転用が発生したのか。返還対象の施設は何事業所分なのかを伺います。 2、国に対する交付金申請時や事業所への補助金交付時の対応等に問題はなかったのか。また、関係事業所からの補助金返還等の処理について伺っておきます。 次に、初期救急診療所事業60万円と。説明資料9ページ。 マイナンバーカードを健康保険証として利用することから、資格認証のオンライン化対応のため、医療事務システムの改修とされておりますが、まず、1、顔認証付カードリーダーの構築費用も含んでいるのかどうか伺っておきます。 2、令和3年3月の導入時におけるマイナンバーカードの普及率はどの程度を見込んでいらっしゃるのか。これについては所管委員会が総務委員会ということみたいですが、情報共有の面からあえてこの場で御答弁いただければと。 3、患者がマイナポータルで保険証利用の申請をすることが前提となると思われますが、導入時のマイナンバーカード所持者が100%になるか疑問であります。また、スマホ、パソコン環境が使えない人も多く、それらの対応はどうなるのか。これも所管委員会に該当する部分があると思いますが、市長が縦割り行政をなくし、横断的な取組を推奨していることから、一応質疑はこの場でさせていただきたいと思います。 次に、観光交流課、[新型コロナ対策]日向サンパーク整備事業であります。説明資料、12ページと。 日向サンパーク内に大型遊具の設置及びドッグランの整備とありますが、まず1、1億1,000万円の高額投資事業にもかかわらず、議案参考の提示もなく、プランのイメージがつかめませんので中身を伺っておきます。もちろん、11番議員の答弁でもある程度は分かった部分もありますが。 次に、2、大型遊具設置についてはプロポーザルによる選定となされております。ドッグランの整備プランの提案が別個になされるのはなぜなのか伺います。 ◎健康福祉部長柏田武浩) 12番西村議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の高齢者福祉一般事務費、国への返還金についてであります。 本市では平成29年度、高齢者施設等の防災・減災を推進するため、監視カメラやスプリンクラー設備を整備した9事業者11施設に対し、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を活用して補助金を交付しております。今回、その中の1施設が事業を休止し、同施設を別の用途で使用していることが判明したものであります。 市としましては、補助対象財産の転用に当たりますことから、事業者に対し経緯等の聞き取りを行い、当初の用途に戻す可能性がないことも確認できたため、国に報告を行い、交付金の返還を行うものであります。 なお、補助事業を実施する際には、対象事業者への意向調査を行うとともに、財産処分制限期間内に施設の廃止等があった場合は、補助金の返還が生じる旨の説明を行っているところであります。 当該事業者に対しましては、年度内の返還に向けて手続を進めているところであります。 次に、初期救急診療所事業についてであります。 国民健康保険法等の一部改正により、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになり、令和3年3月からオンラインによる資格確認が開始されることとなっております。 特に公立の医療機関につきましては、それまでに体制を整備するよう求められておりますことから、必要な準備を行うものでありますが、顔認証付カードリーダーにつきましては、国による導入支援策として医療機関等の規模に応じて規定の台数が無償で提供されることとなっております。 また、マイナンバーカードの交付率につきましては、令和3年3月末までの目標値として33.7%と設定し、現在、商業施設でのマイナンバーカード申請サポートを実施するなど、交付率向上に努めているところであります。 なお、登録のない人につきましても、これまでどおり健康保険証を提示していただくことで、オンラインによる資格情報を確認することができるものであります。 ◎商工観光部長黒木升男) 日向サンパーク整備事業についてであります。 大型遊具等の整備につきましては、他の自治体の整備費や公募要領等を参考に、上限を1億円と定め、設計・施工一括発注公募型プロポーザルにより、整備箇所等も含め決定したいと考えております。 ドッグランにつきましても、他の自治体を参考に、フェンスや水飲み場等の整備を予定しており、遊具等の設置場所が決定した後、配置や規模等を検討することとしております。 ◆12番(西村豪武) ありがとうございます。 1施設が休止と、別の用途に転用ということで判明したと。これ、平成30年の9月の決算認定時には判明していなかったのかなと。普通、管理する役所側がコンタクトといいますか、現況を確認するのが当たり前というふうに思うんですけれども、なぜそのときに我々のほうにも報告がなくて、今頃にと。もちろん会計検査院の何かがあったのかとか、そういう面もこの際お伝え願うとありがたいと。 特に今、宮崎市で障がい者福祉施設の給付金の過払いとかいうのが新聞でもにぎわっておりますので、また委員会では、そこ辺を踏まえて対応していただくとありがたい。そういうことで、答弁できる範囲でお願いします。 それと、あと、顔認証付カードリーダー、無償供与ということで、この普及率といいますか、33.7%でしたかね、今朝ですかね、昨日ですかね、宮日さんのほうにも、財務省で対応するようなのが記事でちらっと見た記憶がありますが、もう少し普及率を上げるようにしていただきたいと。 それと、サンパークの関係なんですけれども、部長答弁あるいは議案の参考でも、言われていることは分かるんですけれども、高額投資ということで、今日も何か資料が出ているかなと思いながら、委員会では提示されるのかもしれませんけれども、もう少し担当部局なり議会への提案の対応に問題があるのかなと、特に、我々機関議会を甘く見られているのではないかと思いたくなるんですよね。だから、1億円の上限とは言われましたけれども、そこ辺もう少し、市長、質疑なしでも理解できるような資料の提示といいますか、もちろん、この予算が通過しないとできないということではないと思うんですよ。そこ辺をまた御答弁していただきたいと。 それと、ドッグランの関係で、何かテニスコートの横ということも、発言が先ほどありましたけれども、このドッグランについて一般質問の中で私も部分的に答弁もあっておりましたが、地元にも全く説明ないと。メリットは、これはいいんですよね、メリットですから。デメリットの部分、これインターネット引かれてもいろんなところで出ております。そういう部分について、やっぱり地元民への説明といいますか、理解を求めるのが先ではないのかなというふうにも思いますので、そこ辺御答弁いただければと思います。 ◎市長(十屋幸平) 議会を決して軽視しているわけではございません。まず、それは申し述べさせていただきたいというふうに思います。 それから、テニスコートの横ということの答弁はいたしておりませんが、全体的なことで、どこにするかはまだ決定しておりませんので、そのあたりが決まりましたら、また御説明させていただきたいと思います。 それから、答弁にもありましたように、他の自治体にも遊具を作っているところ、たくさんありますので、そういうところを今調査をさせていますので、金額は出ていますけれども、その1億円の部分の上限の中で具体的にどの程度のものができるかというところも、今、調査中でありますので、もしそれが分かれば議会の委員会のほうでもお示しをさせていただければというふうに思います。 それから、地元説明会は、やはり今議会で御決定いただいて、それからこういうことを実施するということも必要ではないかと、そのように考えております。まず予算をしっかりと確保した中でやっていかなければならないということで考えております。 ◎健康福祉部長柏田武浩) 返還金の関係でございますが、判明したのは平成30年9月の決算時期以降ということで、内容につきましては、人材の確保ができなくなり、一旦休止ということで人材確保に取り組んでいたところですが、コロナ禍の影響等もあり、再開のめどが立たなくなりましたことから、今回の交付金の返還となったものでございます。 ◆12番(西村豪武) また、今のスプリンクラーの関係は、委員会で慎重にまた審査をしていただきたいと思います。 それと、サンパークの関係です。ある日突然コロナ関係で交付金、補助があるということからの発想で、ありがたいなと、地元はですね。しかしながら、やっぱり前にも申し上げましたけれども、計画行政というのは非常に必要な面がありますし、地元の了解も、全くプランが固まっていない中での提案というのが、うーんというふうに思うんです。そこ辺、慎重に対応していただきたいと思います。また委員会でも、これもよろしく御審議をいただいて、終わります。答弁できる範囲でお願いします。 ◎市長(十屋幸平) 今回のコロナ禍で、やはり子どもたちの行く場所が限られてしまって、他市他県にもなかなか出かけられないとか、そういうところプラス、先ほど部長のほうの答弁がありましたように、これから温泉館の辺りにやっぱり集客をしなきゃいけないということで、ドッグランも併せ、遊具も整備し、それによって来ていただいた方が温泉館も活用できるような形にぜひ持っていきたいなというふうに思っております。 いろいろ御意見はあろうかと思いますが、地元のほうにはしっかりと説明はさせていただく予定でございますので。 ○議長(黒木高広) ここで、換気のため、しばらく休憩します。 △休憩 午前11時05分--------------------------------------- △開議 午前11時23分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き、会議を続行します。 17番森腰英信議員。 ◆17番(森腰英信) それでは、一般会計補正予算より5点ほど質疑をさせていただきますが、かなり重複している部分がありますので、その辺答弁を割愛していただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。 まず、[新型コロナ対策]中小企業等応援給付金給付事業。見込みに対して大幅に減額となっているが、その要因は何かお伺いをします。 続いて、[新型コロナ対策]休業等要請協力金等交付事業。休業要請に応じなかった店舗はなかったのか、また、その確認作業は行ったのか伺います。 続いて、[新型コロナ対策]魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業。事業の詳細についてお伺いをします。 続いて、[新型コロナ対策]日向サンパーク整備事業。大型遊具に関して、ユニバーサルデザインを採用するのかどうかをお伺いします。 最後、臨時地方道整備事業。整備予定の具体的な場所と現状の安全性についてお伺いをします。 ◎商工観光部長黒木升男) 17番森腰議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の中小企業等応援給付金給付事業についてであります。 本事業につきましては、事業者の皆さんが予算不足による交付の遅れがないよう、本市の全事業所数3,464の約7割の2,500事業所を対象とし、5億円の給付見込みとして試算したところでありますが、実績としましては、現時点で全事業所の約4割の1,351件の交付となっておるところでございます。 次に、休業等要請協力金等交付事業についてであります。 県知事からの休業要請期間である8月1日から16日の間、担当職員において複数回、中心市街地の飲食店の巡回を行っております。一部、通常営業を行っていた店舗もありましたが、多くの店舗が休業もしくは時間短縮営業を行っていることを確認しております。 また、協力金等の申請におきましては、休業等が確認できる店舗への表示の写真やホームページの写し等を添付していただいているところであります。 次に、魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業についてであります。 本事業は、新しい生活様式に対応した観光イベントの実施や既存観光資源の磨き上げ、また、アンケート等による参加者の満足度調査等を実施することとされており、本市におきましては、日向岬一帯における体験メニューイベント及び同地域におけるアクティビティ等導入可能性調査を実施することとしております。 次に、日向サンパーク整備事業についてであります。 大型遊具のユニバーサルデザインにつきましては、スロープなどを設置することで、車椅子を使う方のほか、小さな子どもさんやベビーカーを押すお母さん、お孫さんと一緒に来たお年寄りなど、多くの方が利用できることから、積極的に採用すべきものと認識しているところであります。 今後、公募型プロポーザルにより業者選定を行うこととしておりますが、導入自治体を参考にしながら、公募要領等の中にユニバーサルデザインへの配慮について盛り込みたいと考えております。 ◎建設部長古谷政幸) 一般会計12月補正予算の臨時地方道整備事業についてであります。 交差点の整備予定箇所につきましては、平岩地区の金ヶ浜ニュータウン北側入り口と国道10号との交差点部であります。 また、安全性につきましては、当該箇所を宮崎方面へ向かう車両において、上り坂であることから加速しながら通過する車両もあり、また、緩やかな左カーブ区間も有していることから、金ヶ浜ニュータウンへ進入する車両が停車している場合は、減速や停車などを強いられるなど、運転にストレスがかかることになり、ここ3年間で追突事故を含む交通事故が6件発生しております。 このようなことから、今後も、同箇所において右折車両を起因とする交通事故の発生が危惧されているところであります。 ◆17番(森腰英信) ありがとうございました。じゃ、何点か。 まず給付金事業ですが、7割を見込んでいたけれどもということで分かりました。ただ、総括する際に、その要件に問題がなかったかどうか、どういうふうな総括をしたのか、ちょっと教えてください。 あと、協力金の交付事業ですが、巡回をしていただいたということで、本当にお疲れさまでございます。休業していなかった店には、協力金は当然支払われないと思いますけれども、その辺のチェックの仕方とか、店舗への周知の仕方、その辺がもしありましたら教えてください。 あと、コンテンツ造成事業に関しては分かりました。委員の20名のどのような選定基準なのかを教えてください。 あと、サンパークの整備事業。ユニバーサルデザインを採用するということで、ありがとうございます。SDGsを掲げている、今日も新聞に市長が大きく出ておりましたが、ぜひ、このような行動があったということでよろしくお願いしたいと思います。 最後、地方道整備事業については、今も危険であるということですが、その注意喚起について、もし何らかこの整備をするまでにできるものがあるんであれば、どういうふうに考えているか教えてください。 ◎商工観光部長黒木升男) まず、中小企業等応援給付金でございますけれども、実績としましては、先ほど申しましたとおり、1,351件ということでございます。その内訳を見ますと、宿泊業、飲食サービス業が330件で24.5%、次に建設業が296件で22%、その次が卸売・小売業が242件で18%となっておりまして、やはりこういった業種の方に大きな影響が現れたというふうに考えているところでございます。 続きまして、休業等要請協力金でございますが、市の職員が巡回は行っておりますが、これも市役所周辺の一部地域に限られるということで、市内全域を当然チェックすることはできないということで、そういった面では、市のほうで飲食店全てをチェックすることはできないということで考えております。 周知につきましても、申請は休業等が終わった後から申請が来ますので、どこが申請をするのかというのは、なかなかこちらのほうでは把握できないという部分もありましたので、ホームページ等を通じて啓発を行ったところでございます。 滞在コンテンツの委員でございますけれども、先般、準備会等を行っておりますが、その際にはグルメウォークを主体としたイベントをということで考えておりまして、MRT宮崎放送をはじめ、地元細島まちづくり協議会、また日向市の漁業協同組合、またかき寧とか日向のウォーキングクラブ、歴史ボランティアガイド平兵衛さんの会、地域雇用創造協議会、観光協会等の委員さんに入っていただいております。 今後、また三大祭りの実行委員の皆さん等にも声をかけ、当日も含め参加をしていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ◎建設部長古谷政幸) 当該箇所におきましては、国道10号からニュータウンのほうに進入するということでありまして、注意喚起におきましては、当路線が国土交通省、国の管轄になるということで、また管理者等と協議していくことになっていくと思います。 また、本事業におきましては、交差点の改良も含めて、警察との、公安委員会との協議もありますので、そういったものの手続、また、構造の変更がありますから道路管理者との、そういったところの協議を早急に行いながら事業の進捗に努めたいというふうに考えております。 ○議長(黒木高広) 次に、6番三輪邦彦議員。 ◆6番(三輪邦彦) 6番三輪邦彦です。 それでは、予算書等についての質疑をさせていただきます。 まず、商工港湾課の二つにつきましては、さきの議員さんの御質問でかなりの部分が分かりましたので、そこは省きまして、そこで分からなかったことだけ御質問をします。 二つとも制度設計の中の周知方法、具体的には、どういった媒体で、どういった期間、そしてどういった相談体制をしながら周知したのか。それから、申請方法、書類等の問題、そういったことについて、今回のようなずれが起こったんではないかということはないのかということをお聞きします。 三つ目、観光交流課、日向サンパーク整備事業につきましても、るるまだ質問がありましたが、ちょっと観点が違いますので読み上げます。 大型遊具の設置とドッグランの整備が、なぜ新型コロナ対策として位置づけられているのかを伺いたいと思います。 ◎商工観光部長黒木升男) 6番三輪議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の中小企業等応援給付金給付事業並びに休業等要請協力金等交付事業についてであります。 まず、事業の周知でございますけれども、市のホームページや広報ひゅうが、また市のほうで発行する新型コロナウイルスに関する経済対策等のチラシ、こういったものを通じて、またそれに新聞とかラジオ、そういったものを通じて啓発を行ったところでございます。 申請につきましても、中小企業等応援給付金につきましては、中央公民館等で他の課の職員等も応援をいただいて受付を行ったという、そういった取組もしております。申請書につきましても、なかなか分かりにくい部分があったかと思いますが、そういったところにつきましては、担当職員のほうで丁寧に説明を行ったところでございます。 最後に、日向サンパーク整備事業についてでございます。 遊具及びドッグランの新型コロナ対策としての位置づけについてでありますけれども、遊具及びドッグランの整備につきましては、コロナ禍により感染流行地域等への外出機会が抑制される中において、子どもたちの遊び場や市民の憩いの場など、安心して利用できる屋外環境を創出するために整備するものであります。 また、日向サンパーク温泉館が休館していることから、ウィズコロナ、アフターコロナ期における観光誘客の拡大を図ることで、市南部地域の活性化を推進するものであります。 ◆6番(三輪邦彦) ありがとうございました。 給付事業等につきましては、今の説明でよく分かりました。本当に職員の皆さん、お忙しい中、丁寧な説明をやっていましたが、部長と一回、この件について、その応募等についてお話ししたこともありますけれども、市民の皆様は書類とかこういった手続等に慣れていない面もあるんですよね。そういう意味じゃ、今後もさらに丁寧な説明等をお願いしたいということで、これは答弁は結構です。 三つ目の日向サンパーク事業なんですけれども、部長の御説明、あるいは先ほどの市長の子どもたちの問題あるいは温泉館等の問題、よく分かります。ただ、新型コロナ対策ということでは、やはり感染防止、あるいは困窮者への生活支援や業者への支援、そしてこういった事業がありますよね。 この事業につきましては、国や自治体が今まさに当初予算や補正予算を組んでいる事態があるんですけれども、議会としてやはり大事な点は、不要不急の精査ということでこの補正については見るべきかなというふうに思い、こういった質問をしたわけですが、今日の宮日でも、さっきのSDGsとともに、その社説にコロナ経済対策は急ぎ必要な分に限るべきだという市民を代表するような御意見も載っていました。 そういう意味で、僕はこの前サンパークに行って、これは必要だなと思ったんですが、この費目として本当にふさわしいのか、当初予算の一般予算でやるべきではないのかというような思いも、市民がこれ見れば思うこともあるかもしれませんので、この時期、補正で、今必要だということを、重ねて市長にお伺いをしたいと思います。 ◎市長(十屋幸平) 交付金事業を活用させていただいたということが第一義にありまして、迅速にやりたいということを思っております。 これからプロポーザルしますと、令和3年度にずれ込んでいくというふうに思いますので、そのためにはやっぱり補正でやっていくことだというふうに思いますし、もう一つ、やはりちょうど緊急事態宣言が出たときに、小学校を全部休業して、公的施設も全部閉鎖して、物すごく子どもたちのストレスというのを各家庭で感じられたと思うんです。 それと、もう一つは、これまでも市政を運営する中で、若い保護者の方々から、ぜひそういう乳幼児を含め子どもたちが遊びに行く場所等を整備してほしいという強い要望もたくさん受けておりました。 それともう一つは、先ほど御答弁したように、やはり温泉館を再開していく中で、集客する一つの大きなツールとして、ここに来ていただきながら、癒やしをしていただきながら、また温泉でゆったりしてほしいと、そういうところのいろんな複合的な絡みがあって、今回の補正予算を組ませていただいたということで、御理解いただければというふうに思っております。 ◆6番(三輪邦彦) 本当に子どものことや若いお母さんのこと、あるいは温泉館のことなんかよく分かるんですよ。よく分かるんですけれども、国なんかの今の予算の要求なんかを見ていると、人によっては便乗予算というような名目の、コロナと名がつけば何でも無関係の分はありませんので、予算がつくという状況の中で、やっぱり税金の使い方として丁寧に審査をするという意味で質問をさせていただきました。答弁は結構ですけれども、そういう意味でさらに精査をしていただければと思います。 ○議長(黒木高広) 次に、18番日高和広議員。 ◆18番(日高和広) 通告書に従って、質問してまいります。 かなり重なっている部分がありますので、答弁は重なった部分は結構ですので、答弁よろしくお願いいたします。 まず、議案第114号、総合政策課の地域生活交通対策事業で、市民バス車両の修繕費の増加に伴いとあるが、修繕に至る何か特別な理由があるのか、今後も予想されるのかお伺いいたします。 商工港湾課の二つについては、これはもう結構です。 続いて、観光交流課、魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業ですが、イベントやアクティビティ等導入可能性調査の委託料であるが、実際の調査方法と、あえて委託が必要であるのかについてお伺いします。 最後に、観光交流課、日向サンパーク整備事業。部長説明の中で、設置場所を含めた遊具構成についてプロポーザルによる選定を予定しているとありましたが、当局として大まかなイメージを持っていないのかお伺いします。また、それがないと建設工事予定額にのみとらわれた事業になるのではないかと考えますが、考え方をお伺いいたします。 ◎総合政策部長塩月勝比呂) 18番日高議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の地域生活交通対策事業のバス修繕料についてであります。 毎年、当初予算では、車検を含む法定点検及びタイヤ、オイルの交換費用のほか、一定額の修繕料を計上しているところであります。今年度におきましては、エンジン系統やブレーキ、足回りなどの故障による部品交換が想定外に発生し、今後の法定点検、タイヤ交換等に係る経費の不足が生じますことから、増額補正にて対応したいと考えております。 今後も、経年劣化などによる車両の不具合が想定されるところであります。スピーディー、適正に修理等を行ってまいりたいと考えております。 ◎商工観光部長黒木升男) 魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業についてであります。 まず、日向岬一帯における新しい生活様式に対応した食イベント等の実証事業につきましては、まちづくり協議会や観光協会、また民間企業など、広く地域内の関係者が連携した実行委員会に委託することとしており、実証事業で得られたアンケート結果や感染防止対策等のノウハウを検証して提出していただくことにしております。 次に、日向岬一帯におけるアクティビティ等導入可能性調査についてでありますが、日向岬一帯の地形の把握や敷地分析といった現況調査のほか、初期費用や維持費用、また来場者動線モデル提案、収益試算など専門業者に委託し、実施する予定としております。 また、両事業が終了した際には、様々な業種や幅広い年代層が参加した検討会を開催し、議論を深めてまいりたいと考えております。 最後に、日向サンパーク整備事業についてであります。 大型遊具の整備箇所につきましては、現在のところ、既存遊具があるブーゲンビリアの丘や平地であるテニスコート横の芝生広場周辺を想定しているところであります。 整備の内容につきましては、他の自治体を参考に上限を1億円と定め、既存遊具も有効に活用し、大型コンビネーション遊具をはじめ、ブランコなどの単体遊具について幼児から大人までが利用できる大小様々なものを設置するとともに、併せて、あずまや、ベンチ等の周辺整備も考えているところであります。 ◆18番(日高和広) ありがとうございます。 まず、地域生活交通対策事業ですが、もういろいろと質問を皆さんされて、お答えになったので、1点だけ。 通常、ああいう大型車に関しては、部長の答弁では37万キロ走っているということなんですが、30万、40万はまだ赤子よというようなことを運送業者の方はおっしゃいます。ですから、彼らは修繕箇所ができてきたから修繕するんじゃなくて、ある程度見越してキロ数に応じてオーバーホールしながら、ちゃんと、これは減価償却の考え方からいくと違うかもしれませんが、修繕箇所が出てきたから予算上げてやるんではなくて、きちんと計画を立ててやってはと私自身は思うんですが、考え方があったら、その1点だけお伺いいたします。 続いて、滞在コンテンツですが、るるいろんなこういうふうにやりたいということで、それは分かりますが、これをあえて委託じゃなくて当局のほうで職員でできないものかと私考えるんですが、日々いろんなこと考えて、こうあったらいいな、ああやったらいいなというふうに現場の当局の職員の方々が一番分かると思うんですが、そのアイデアを出して、委託じゃなくて自分たちでやるという考え方がなかったのか、この1点だけがどうしても引っかかるので、そこだけ、その点だけお答えください。 日向サンパーク整備事業ですけれども、先ほどの前の議員さんの質問で、地元要望がある程度分かっていて今まで要望がありましたというんでしたら、ある程度のイメージ図ぐらいまでは当局で作成して、それをプロポーザルにこうやったらいいですよと話し合いながら適切な価格で発注するという方法が取れないのか、私はそれが一番満足のいく、いいものができるというふうに考えるのですが、そういうものに対する考え方だけ、ちょっと1点、お伺いいたします。 ◎総合政策部長塩月勝比呂) 車両はおおむね10年を更新時期としているところでございます。市民の皆様を安全・安心に目的地に送り届けるということが非常に重要と考えておりますので、修理箇所等が発生した場合には、適切にスピーディーに修理してまいりたいと考えております。 ◎商工観光部長黒木升男) まず、滞在コンテンツの関係でございますが、職員でできなかったかということでございますけれども、このコロナ禍におけるイベント等ほとんど中止となってきておりますけれども、今後そういったものを開催するに当たりましては、それぞれ実施団体がやはり人ごとじゃなくて自分たちのことということで考えて、市との協働によってやっていくということが大事じゃないかなということもありまして、実行委員会方式とさせていただいているところでございます。 続きまして、サンパークの遊具でございますけれども、市のほうでイメージをつくってということ、確かにそれも大事なことでありまして、市としましても、これまで業者から参考的な見積り等は徴収しておるところでございます。 ただ、今回、場所も含めて提案をいただくということで、特に遊具については独自に製作を行う部分もありますので、会社の企画力とかそういった専門的な能力、そちらを活用することのほうが大事かなというふうに考えておりまして、コンセプトにつきましては、まずは子どもたちに安全に楽しく遊んでもらうということや多様な世代の方に楽しんでいただける、また、交流人口の増加も図りたいということで、独創性も求められるかなと思っておりますし、グラウンドゴルフ場も隣接しております。高齢者の方の健康遊具等も設置できればと思っておりますので、そういったことは盛り込みながら提案をしていただきたいと考えておるところでございます。 ◆18番(日高和広) ありがとうございます。 この地域生活交通対策事業ですが、皆さん民間の方々、物を運ぶこと、人を運ぶこと、それぞれ重きは変わらないと思います。多分、オーバーホールしながら、少しでも長持ちさせていい仕事ができるようにということでやっていると思いますので、くれぐれもお客さんに何かあったらいけないというのは、もうそれは大前提の当然の話なので、少しでもきちっと市の財産を有効にきちんと使うという考え方でやってほしいと思います。これは答弁は結構です。 滞在コンテンツ造成実証事業については分かりました。 日向サンパーク整備事業ですけれども、専門的な知識とかそういうものが要るというのは分かりますけれども、ある程度、プロポーザルに丸々頼るんではなくて、市の担当職員、そしていろんな市民の方のお話を聞きながら、本当に最上のものをつくる努力をしていただきたいと思います。もうこの分、答弁は結構です。 ○議長(黒木高広) 4番三樹喜久代議員。 ◆4番(三樹喜久代) 第114号、2件です。 まず、福祉課、重度心身障害児者医療費助成事業です。 手数料93万円について、当初予算額は例年並みの30万円であったが、約3倍以上の補正になるが増額の要因は何かお伺いします。 次に、教育委員会、[新型コロナ対策]GIGAスクール構想環境整備事業、小学校、それと中学校、共通です。GIGAスクールサポーターは、既に選任しているICT支援員が続行すると理解していいのかお伺いします。 ◎健康福祉部長柏田武浩) 4番三樹議員の御質問にお答えいたします。 一般会計12月補正予算の重度心身障害児者医療費助成事業についてであります。 本制度は、県の要綱改正により外来医療費の助成につきましては、本年8月の診療分から従来の償還払いを現物給付に変更したところであります。 それに伴いまして、宮崎県国民健康保険団体連合会等の支払機関が行う診療報酬明細書の審査件数が増加したものであります。 ◎教育部長小林英明) 次に、一般会計12月補正予算のGIGAスクール構想環境整備事業についてであります。 ICT支援員に係る委託料につきましては、地方創生臨時交付金を活用することとして、令和2年第5回定例会9月議会において議決をいただいたところであります。 それをもって、令和3年1月から3月までの3か月間、ICT支援員を配置する予定としておりましたが、その後、国から補助率の高い令和2年度公立学校情報機器整備費補助金の追加募集があったところであります。 そこで、国の補助金を有効に活用するため、ICT支援員からGIGAスクールサポーターに名称を変更して学校ICTの取組の充実を図るものであります。 ◆4番(三樹喜久代) 重度心身障害児者医療の分は分かりました。 GIGAスクール構想環境整備のほうなんですけれども、以前、ICT支援員というのは、この予算としては今のお話になるとは思うんですけれども、導入されていたと思うんですけれども、一度もICT支援員は御活用にはなっていないですか。 ◎教育部長小林英明) 先ほども申し上げましたけれども、来年の1月から3月にかけて3か月間採用するということで計画をしておりまして、現在、採用しているわけではございません。 ○議長(黒木高広) 以上で質疑を終わります。 委員会付託を行います。 ただいま議題となっております市長提出議案第101号から第119号までの19件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 お諮りします。 明日から12月17日までの6日間は、委員会審査等のため休会したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 以上で本日の日程は全部終わりました。 次の本会議は12月18日金曜日午前10時に開きます。 本日はこれで散会します。 △散会 午前11時57分...